美の向上へ。

蒸留や濾過などの手法で精製された不純物のない水。無色透明 ・無味無臭。溶解剤なので、肌への浸透も良く、肌荒れの心配もない。

無色無臭の液体で保湿成分性を有し、適度の湿潤性と静菌性があり、グリセリンよりもさっぱりした使用感を持つ。 植物エキスの溶解性を良くし、角質層への保湿成分があり、皮膚刺激が無い。多価アルコールの一種で、水と馴染みも良く潤いを保ち瑞々しい肌にする目的で使用される。また、製品を安定に保ち長持ちさせる働きもある。

無色透明な水溶性の粘性のある液体で、吸水性に優れているので皮膚に潤いを与え、しっとり感を持たせたり、肌へのなじみや感触の調整剤として幅広く配合される。ヒアルロン酸Naを一緒に組み合わせる事により、水分保持力を高め、皮膚の潤いが持続する効果がある。皮膚や毛髪の保湿成分、柔軟成分として多くの化粧品に使用される。

トウモロコシデンプン由来の糖アルコールで、抗酸化成分を有し、不飽和脂肪酸の分解を抑制したり、SOD様物質の安定化に寄与する。保湿成分 抗炎症、肌荒れ抑制、肌・髪の感触向上成分としてグリコシルトレハロースと併用して用いられる。

酵母を加水分解する工程で生まれるエキス。各種アミノ酸やビタミンB2・B6、ミネラルなどを豊富に含み、保湿成分や肌荒れ防止に優れている。また、免疫 |機能の低下した肌を健康にする。

特殊技術でヒアルロン酸を超低分子に加工したヒアルロン酸で、分子量を少なくすることで従来より約2倍の浸透性を持つ。 粘度がないため、 肌につけた時 のねっとりした使用感がないが、皮膚の深くまで浸透し、 肌の内側にたっぷりと水分を保持する。

ビフィズス菌培養溶解質はビフィズス菌の発酵過程で得られた特定タイプの酵母から由来したプロバイオティクス成分で、人体内の微生物群集を強化する ことで、敏感な肌が環境的な攻撃に敏感にならないように補助する作用がある。

皮膚の角質や毛髪に多く含まれるセラミドで、 N-アシル化スフィンゴイドの化学合成によって原料化されている。特に、毛髪におけるセラミドの88%の構成 比を占めているので、毛髪の保護成分として有効性が高い。傷んだ毛髪のトリートメント成分として適している。また、皮膚の保護成分用としても多種のセラミ ドや保湿成分と組み合わせて配合すると効果的である。

スフィンゴシンに脂肪酸がアシド結合した化学物群の総称であり、エモリエント効果や保湿成分・皮膚バリア機能の強化効果・美白効果・髪のイタミやバサツキの改善効果などがある。

スフィンゴシンに脂肪酸がアシド結合した化学物群の総称であり、エモリエント効果や保湿成分・皮膚バリア機能の強化効果・美白効果・髪のイタミやバサツキの改善効果などがある。

白樺から採取した樹液で、グルコースやアミノ酸などを含み、コラーゲン産生促進作用、 女性ホルモン様作用が期待されている。皮膚の正常な新陳代謝を促進すると共に、水分保持能力に優れ、角層の形成を促す働きもある。肌の表皮の細胞は、細胞分裂して生み出されてから形態変化し、最後にもっとも外 側の角層となって剥がれ落ちる事で生まれ変わる。シラカバ樹液には肌自身が水分を持つ様になる効果も期待されている。

動植物や微生物の複合糖質で、皮膚に対して高い浸透性と、表皮ヒアルロン酸の産生を高める作用があります。

リンドウ科植物ゲンチアナの根から抽出されたエキス。 苦味のあるセコイリドイド配糖体をはじめとする生理活性作用のある成分を多く含んでいる。生薬とし て血行促進効果や消炎効果が確認されていることから、 肌荒れの防止、エイジングケア、育毛化粧品に配合される。

脂肪膜の構成成分であるリン脂質の一種。浸透性に優れ、細胞間脂質の中に入り込み、水分保持力を高める効果がある。保湿成分、柔軟成分として高い 効果を発揮する。

アクリル酸、メタクリル酸又はこれにの単純アルキル(C10-30) の共重合体を、ショ糖のアリルエーテル又はペンタエリスリトールのアリルエーテルで架橋し たものである。多くの製品にアルカリで中和してゲル化し、乳化やベース形状の安定化に幅広く使用されている。

植物油脂の不鹸化物から得られた植物性ステロールの混合物であり、 細胞間脂質の構成成分であるコレステロールと構造や性質が類似しており、 肌への 浸透性が高く、皮膚保護目的のエモリエント作用が期待できます。

ブドウ糖などを発酵させて得られる天然のガム質。乳化の安定性を高めたり、感触の改良の目的で配合される。肌表面で保護成分膜をつくり保湿成分性が 高いので、保湿成分クリームや美容液に使うと効果的である。

黄色～黄褐色のやや粘性のある液体で、水にはほとんど溶けず、アルコールやオイルに溶ける。還元力が強い成分で、抗酸化作用があり、エイジングや炎 症の原因の一つであるフリーラジカルを消去したり、過酸化脂質の発生を防ぐ。また、皮膚の血液循環を良くする働きもある。肌荒れを防ぐ化粧品、エイジングケア目的の化粧品、血色を良くしクスミを改善する化粧品など、広範囲に使用される成分である。

プロピレングリコールの脱水縮合により合成された2量体で、無色透明な粘性のある液体。化粧品の伸びやすべりを良くする触改良剤としてや保湿成分とし て多く用いられる。単独で配合するより、様々な保湿成分と組み合わせることで、感触や保湿成分の相乗効果が高まることを目的とした研究がおこなわれて いる。他の合成成分に比べ危険性は少なく、環境への負担も少ない。

水以外の液体も増粘させることができ、アルコール類や多くの高分子原料とも良く混ざり合い、広範囲の化粧品に配合される。増粘効果に優れているので、乳化系や分散系の安定化や感触の調整目的で配合される。 配合の応用範囲が広いだけでなく、微生物汚染にも強いのがもう一つの特徴である。

代表的なアルカリ剤。ステアリン酸やラウリン酸などの脂肪酸と塩をつくり、洗顔料などの界面活性剤として使用される。その他、アルカリ中和タイプの高分 子との組み合わせで、乳化の安定性を高めるために配合される。

わずかに特異な臭いのある透明な液体で、グラム陰性菌に対して強い抑制効果があり、パラベンの代わりとして配合され始めている。また、パラベン類と併 使用することで、相乗的に防腐効果を高める処方も研究されている。スキンケア製品や頭髪用製品まで幅広く配合される。殺菌作用を持ち、様々な化粧品の 防腐剤として配合される。

安息香酸は白色の結晶で水に溶けやすい性質である。殺菌作用よりも静菌作用に優れ、幅広い製品に使用されている。ポジティブリストの原料なので配合規制がある。

着香の目的で配合される。